「tabula rasa」
Media Arts Summer Festival 2012 [FINAL CUT]メディア・アーツ・サマー・フェスティバル 2012
2012年7月13日(金)~7月15日(日)@インタークロス・クリエイティブ・センター フード工房

札幌のICCで映像インスタレーションを展示しました。元教育研究施設だった建物の調理室です。2台の使われなくなったモニター、必須の黒板、乱反射のステンレスのシンクの感じがいいなと。タイトルはタブララーサといって磨かれた板というラテン語です。これは経験主義の比喩として使われる言葉です。要するに人は生まれたときはまっさらで経験によって形づくられていくという事です。
 私たちはどこから来てどこへ行くのか、そんなことを思いながら。

(音が出ます。ご注意ください)

 

私たちは何を得
何を失うのか
始まりは光
それとも闇
どこにも停まらない
一本の水平線
アポロンとディオニュソス
現実と虚構
物語と混沌のあわい
波のように漂い
重なりズレて
やがてまっしろに塗りつぶされる


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