TOPIC

時間が変更になりました

諸事情により開始時間が15:00から18:00に変更となりました。
平日ですのでお仕事終わりなどにお立ち寄り下さい。

3.11について話そう
〜震災に寄りそうために〜

2011年05月10日(火) 18時00分 ~ 20時00分 三吉神社 札幌

*時間は延長の可能性があります。

今回は札幌オオドオリ大学さんと恊働で行います。
僕自身かなりの葛藤がありました。
あの日から2ヶ月が経とうとしております。
いまだ解決されない問題が山積し、
様々なアクションが行われています。
ただ、僕自身アーティストとしてよりも、一札幌市民として、
社会にあまりにも甚大な影響を与えたこの出来事を
受け止める場が必要であると思い至りました。
不安を抱えている方、自分を無力だと感じる方
これからの長い戦いのために皆さん一人一人が話し、
考える時間にしたいと思います。
是非皆様ご参加下さい。


 ニュースは、いかに震災が深刻であるかを伝えています。
そして、その悲惨さを具体的に訴え、何らかの活動を促します。
3.11を境に日本はかわる・かわらなければいけないというように。

 札幌は幸いにも東北地方に比して被害は軽微なものでした。
そのために、札幌では、直接的な復興活動というよりも、自粛ムードがあり、
一方では客観的な視点で被害が少ない私達こそ明るく積極的に経済活動をしなければという意見があります。

 けれども、私達は本当にこの出来事を受け止められているのでしょうか?
直接的な被害はなくとも、こころに与えた傷は計り知れません。
数字や論理の正誤によって結論を急ぐあまり、不安や怖れをともなうこころの問題は置き去りになっている気がしてなりません。

 では、それを受け止め、やわらげる場所はどこでしょうか?
昔から、日本では疫病や災害が起きた際に、お寺や神社の存在がその役割を担ってきたと考えます。
 この授業は、震災で生じた私達のこころの問題を、
三吉神社の宮司さんのお話を中心に解きほぐしていきます。
目的は具体的に何かを解決したり、声高に主張したりすることではありません。
皆さんが、皆さん自身のために、この甚大な出来事に寄り添い、
支えるためのヒントや知恵を見出す授業です。

札幌オオドオリ大学>公式ホームページ http://odori.univnet.jp
授業詳細ページ>http://odori.univnet.jp/subjects/detail/56

*参加お申し込みは同ホームページトップから学生登録が必要です。